ソウルメイトとの音楽遍歴⑪

ラバーソウルの次のアルバムといえばリボルバー。

ビートルズが世に広めたシタールの楽曲などが出てくるかなりチャレンジングなアルバムだ。
ボクらにとってなぜ重要か、それはthe casualsの代表曲Love Is EverywhereのモチーフとなったHERE,THERE AND EVERYWHEREがあるからだ。キミは「めっちゃソウルしてる!」と絶賛していたね。ボクは自分の結婚式で妻と披露宴の入場曲に使ったぐらい、大事な曲だ。ボクのベストオブビートルズ。

よくよく考えると、キミがLove Is Everywhereを作曲したのは1994年でそのあとビートルズはアンソロジーという3枚作を世に出し、25年ぶりに新譜をリリースするというような時代だった。そう、このアンソロジーで色々な曲の別takeが世に出てインスパイアされまくる、そしてその対象がリボルバーだ。99年にthe casualsはミニアルバム
をつくるのだが、1曲目にTodayという曲があって、その曲の一部はリボルバーのTaxmanアンソロジーバージョンをモチーフにしている。

ボクらは一般的に絶賛されたシタールの楽曲はあまり見向きもしなかったな。キミといつも笑って聞いたのはGOT TO GET YOU INTO MY LIFE「このドラムは最高や!」ってな感じで。

そしてカバーはしなかったけど、アンソロジーの別バージョンが光るAND YOUR BIRD CAN SINGは個人的にこのアルバムNo1。

お次はボクのエナジーソングGOOD DAY SUNSHINEこの曲は今でもスイッチがはいる。

このアルバムにYELLOW SUBMARINEというリンゴが歌う曲があるが、のちに、アニメ映画『イエロー・サブマリン』のサウンドトラック・アルバムのタイトルにもなるね、キミが渡英する1999年にリマスター版がリリースされて話題になった。

ビートルズについてはこれを最後にするけどビートルズで外せないのはLADY MADONNA。これはIn my lifeに続くぐらいカバーしているね。
それとANY TIME AT ALL。あまり歌が上手くないボクがライブで上手くハモれた曲。キミが初めて渡英したとき、エアメールをくれた。
何かイギリスでインスパイアされたのだろうか?今度会ったら教えてくれ。会えるまでそっちでキミを探すから。

思えば90年代はビートルズ結成から30年で再評価された時代。アンソロジーやリマスター版などがあらためて発表されていたのは少なからずボクらに影響していたと思う。そして99年にジョージはこの世を去る。一つの時代が終わった感じがした。

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