うれしいこと2

また野球ネタ。

ケン・グリフィーJr外野手がシアトルマリナーズと1年契約をしたそうだ。
今年は年齢による衰えか、怪我の影響か、自己ワーストの記録を残したので、引退もささやかれていたところにうれしい知らせである。

「キッド」の愛称で親しまれた彼も今月40歳になる。現役21年、来年は22年目だ。先日のうれしいことでも触れたが、1999年に選出された20世紀のオールスターで唯一の現役選手である。(その他、当時現役で選ばれたのはロジャー・クレメンス投手、マーク・マグワイヤ一塁手、カル・リプケンJr遊撃手)

彼はまさしくスーパースター。メジャーリーグの中で例えるとウィリー・メイズ2世だ。常に楽しく野球をしている姿や、チームメイトとのじゃれ合いなど見ていると、こちらまで楽しくなる。そしてダイナミックな走塁や華麗なファインプレーを魅せてくれる。

今でこそDHだが、1999年までは10年連続ゴールドグラブをとっていた守備の名手。イチローとは違って怪我することも厭わない体当たりのプレースタイルを持つ。それゆえ21年間ほとんど怪我との戦いをしている。

また、打撃では超長距離砲である。彼は10年前ハンク・アーロンを抜くといわれていた。私は王選手に届くのではないかと思ったほどだ。30歳10年目で400本塁打を放っていたので、もう10年で800本に到達するのは決して不可能ではなかった。
記録もそうだが彼のスイングを見てほしい。長距離砲とは思えないしなやかなスイングをする。センスの塊みたいな選手なのだ。

往年の名選手で引退前に一度数字を落とすものの、最後の2、3年で全盛期に近い数字を残す選手がいる。彼もそうあってほしい。あと3年はみたい。そして700本塁打を達成してほしい。


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